病院での検査では異常が無いがなかなか妊娠できない方。
病院治療の効果を上げる目的で漢方薬をはじめました。
1ヶ月経過し、基礎体温にメリハリがつき、月経時の血塊がなくなったとのこと。
今回はさらに瘀血をとるための牡丹皮を追加して他の構成生薬の割合を変えて処方しました。
前回の処方は、どちらかと言えば胃腸機能を整える生薬の割合が多くしていました。胃腸機能と不妊とは無関係に思えますが、漢方では体を全体的に整えて妊娠力を上げていきます。まずは胃腸を整えたほうが漢方の有効成分が効率的に吸収されやすくなり結果的に妊娠力がつきます。
今回は瘀血をとったり補血作用のある生薬を増やしました。

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今から上の生薬を抽出機にかけて煎じ薬を作ります。

検査で異常が無いけど妊娠できない場合は、体に余力が無く、子孫を残すための機能を働かせることができない状態になっています。
漢方薬は、体のバランスを整えることで、眠ってしまった妊娠力を取り戻してくれます。
併せて生殖機能を高める動物性補腎薬を一緒に続けていきます。

頻尿、下腹部の不快感などの慢性膀胱炎のお悩みで来られた女性です。
病院で桂枝茯苓丸エキスをもらったが改善しないため専門の漢方薬局に来られたとのことでした。
冷えた時や疲れたときに不快症状が強くなり、その他の症状として足の冷えが強いとのことでした。

中医学の分析では、腎気不固で体質として脾腎両虚。
最初の処方は八味地黄丸加車前子党参黄耆で15日間。
服用後、元気が出てきたが冷えや尿意は変わらないとのことだったので、処方構成の生薬の割合を変更して15日間処方。
さらに服用後、膀胱炎の症状がまったく気にならなくなりましたと喜んでいただけました。
血流計の数値も改善し基礎代謝も上がっており、脈の状態も良くなっていました。
自覚症状の冷えは悪化していないが、改善もしていないとのことでした。
脈や血流計から肝血が不足しているので党参黄耆を止めて、補肝腎の目的で枸杞子を追加しました。
下の生薬から抽出機で煎じ薬を作ります。
この調子で体質改善して笑顔があふれる日々を過ごしていただきたいです。

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病院で子宮内膜が厚くならないため妊娠は難しいと言われ漢方相談に来られた方。
1ヶ月服用したところ生理痛や血塊が改善し、1番の変化は経血量が増えたということで喜んでいただけました。
自然妊娠に必要なオリモノの分泌はある方なので、瘀血をしっかりとって卵と子宮内環境を改善していくことが目標です。
今は出血量が増えたことで体内の血が一時的に減っています。
そのため今回は経血の素にもなる腎陰を補う生薬を加味した処方にしました。
妊娠にはタイムリミットがあるため、焦る気持ちが出てくるのは自然な感情だと思います。
しかし、子宝を授かるためには少しずつ妊娠力をつけていくことが一番の近道です。
後押しできる漢方薬を提供できるよう頑張ります。

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特大なつめが再入荷しました。
妊活中の方にオススメしていますが、それ以外の女性にも多く購入していただいています。
そのままドライフルーツとして食べられる手軽さと、
鉄分・葉酸・食物繊維が豊富で「血」を補ってくれ女性に嬉しい生薬です。
自然な甘さが美味しいと喜ばれています。

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以前の記事はこちら⇒妊活中にオススメのドライフルーツ

 

不妊漢方が気になっているけど一歩踏み出せずにいる方、
無料説明会ですので、気軽に不妊漢方のことを聞けるチャンスです。
不妊漢方について女性薬剤師が詳しく説明します。不妊漢方ってどんなことするの?本当に効くの?費用や期間は?など気になる話を聞けますよ!

  • 病院の不妊治療との違い
  • どんな方が不妊漢方に適しているか
  • 妊娠しやすくなるための良い卵を育て、良い子宮内膜をはぐくむには・・

などなど、妊活がうまくいくための秘訣をお話をします。

お席に限りがありますので事前にお電話でご予約ください。

第5回11月30日(水) 時間17:15~18:00

場所 さつま薬局 鹿児島店
電話番号 099-800-4339

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2ヶ月以上続く耳鳴りで漢方相談に来られた女性です。
耳鼻咽喉科の検査でも異常が見つからず、ビタミン剤などが処方され服用を続けているとのことでした。

高い音の耳鳴りで、悪化因子は疲れや冷え、夜間や静かな時にひどくなるとのことでした。
漢方の分析では、肝腎虚が原因の耳鳴りでした。
肝腎両方を調整するため補腎で動物性生薬の併用も考えたのですが、まずは腎の子である肝を重点的に調整していく方法に決めました。
処方は四物湯加牡丹皮山シ子を選びました。
下の写真の生薬を今から抽出機にかけます。

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さつま薬局 子宝便り vol.17 発行しました。

今月のテーマは「髪」です。
漢方で髪は「血余」といい、血の余り(血液が変化したものが髪)と考えられています。
また「髪は腎の華」とも言われ、生命力や生殖力の源である「腎」と深い関わりがあります。
抜け毛や傷み、白髪が急に増えたなど、髪のトラブルはありませんか?

そのほか妊活に役立つ情報をお届けしています。

11月1日より配布いたしております。

潰瘍性大腸炎と診断され病院で薬物療法を受けていました。
最近、手術を勧められるようになったため漢方相談に来られました。
中医学で体質・症状を分析し、脾虚に肝脾不和が起きていると判断しました。
処方内容は補中益気湯合要瀉痛方の煎じ薬と出血がある間は田七人参を加えてもらいました。
1ヶ月服用後に出血や痛みも治まり、検査値もCRP8.04⇒1.54、Hb8.1⇒10.0に改善していました。

今回は舌の状態が変わっていたため生薬を変更して作りました。

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今から発送いたします。この調子で改善して、手術をしなくてもすめばいいですね。
願い叶うように漢方・中医学の知識を使って全力でサポートいたします。

漢方薬とは数種類の生薬を症状体質に合わせて組み合わせたものです。
だから漢方薬で効果を出すには症状・体質を漢方の知識で分析することが重要です。
生薬を上手に組み合わせることが出来れば効果は比較的短期間に出てきます。

また、私の薬局では仕入れてきた生薬をそのまま使いません。
使用する目的によって生薬の効き目を良くするために一手間加えます。

この下の写真は山薬という生薬の健脾・止瀉作用を高めるために炒めています。

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下の生薬は白朮です。炒めて健脾作用を高めています。

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