バルトリン腺は、女性の膣の左右にある分泌腺で本来は性交渉を円滑にするための分泌液を出すところです。疲れやストレスなどで免疫力が下がり抵抗力が落ちると、炎症が起き分泌液の出口が詰まってしまい中に液が溜まってしまいます。菌は詰まった腺の中で繁殖して膿がどんどんできて、腺そのものが膨らんできます。腫れが大きくなると、座っていると圧迫されて痛みがひどくなったり、歩くのも痛みを感じる場合もあります。

相談者(40代女性)は、片方のバルトリン腺がつまり、鶏卵ほどの大きさの腫れと痛み・発熱がありました。婦人科を受診され抗菌薬の服用で一時的に治まったものの、数日で腫れが再発。病院では穿刺(注射で膿を抜く)か切開かと言われたが、できれば自然に治したいと来局される。

漢方を開始して3日目に膿瘍が自壊、膿が排出されほとんど腫れがなくなった。15日後小さなしこりのみとなる。漢方でのアプローチは、自然治癒力を活かして、バルトリン腺を元の詰まらない状態に戻していきます。また、再発しないように体質改善しながら、免疫力が落ちないような養生も提案します。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍で、痛い思いをされたり、生活に支障をきたしている方は少なくありません。場所が場所だけに恥ずかしくて一人で悩んでいる方もいらっしゃいます。女性の薬剤師が対応しますので気軽にご相談ください。