門脈圧亢進症による腹水のための漢方薬
門脈圧亢進症の原因の90%は肝硬変といわれています。
症状は、腹水、腹部が腫れて内出血をおこす、脾臓の腫れ、血小板数の低下などがあります。また門脈圧が亢進することで、食道・胃の静脈瘤が破裂し大量の出血を起こすことがあります。
ご相談者は病院の治療を続けていても腹水のたまり方が変わらないので、少しでも腹水をたまらないようにするために漢方薬を希望しての相談でした。
利水化瘀の生薬の組み合わせです。
ただの利水のみだと腹水の対処療法になってしまいます。
なぜ腹水がたまるかというと、肝臓のつまりから血液の流れが悪くなっていることが原因です。
つまり瘀血を取り除く活血化瘀の生薬使うことで腹水の原因を解決し、今後たまりにくくしていきます。
漢方治療で大切なことは、対処療法と原因療法を組み合わせる=標本治療を行っていくことです。
腹水は、肝硬変、門脈圧亢進症、門脈血栓、腫瘍血栓、低蛋白血症、癌性腹膜炎、悪性リンパ腫、悪性腫瘍の転移、膵癌、化膿性腹膜炎、急性胆嚢炎などが原因となります。
中医学では、慢性的な腹水は脾腎陽虚、肝鬱瘀血などが原因と考えています。
漢方薬は、証に従って煎じ薬や高貴薬などを組み合わせて対応します。費用は状態や予算に合わせて、1か月分10,000円から80,000円程度になります。