PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)は、着床前診断の一つです。
以前から気になっていた、PGT-A検査結果と「胚盤胞のグレード」「胚日齢(何日目で胚盤胞になったか)」の相関について、不妊治療を専門にしている産婦人科病院のドクターが書かれたブログを見つけました。PGT-Aの精度が100%でない(80~90%程度)ことを踏まえても、とても興味深い内容なので、紹介します。

  • 胚盤胞のグレードが良ければ染色体が正常である確率が高くなる。

PGT-A正常率 AA→AB→BA→BB→BCの順に45%→40%→30%→26%→10%

  • 早く胚盤胞になった方が染色体が正常である確率が高くなる

PGT-A正常率 5日目:34%  6日目:24%

あくまでも一医療機関のデータですが、胚盤胞のグレードや何日目で胚盤胞になったかが、染色体正常率と相関があるのは間違いなさそうです。

ただ、実際にはPGT-Aを受けることで流産率を下げることはできるものの、生産率(出産率)は変わらないと言われているので、PGT-Aの検査結果さえ良ければ妊娠出産できるということではありません。
流産率を下げることは大事なことですが、一番の目標は出産率を上げて赤ちゃんを授かることです。ブログを書かれたドクターは、「みんな奇跡を願い続けている」と締めくくっていらっしゃいますが、奇跡を起こせるかどうかは自身の体次第。自身でゴール手繰り寄せていくために、受精卵の質とお母さんの体の状態の両方を改善する体質改善を、さつま薬局の不妊漢方相談で始めてみませんか?

さつま薬局のPGT-A(着床前胚染色体異数性検査)と漢方での妊娠例はコチラ

(※)参考:生殖医療専門医・内視鏡手術技術認定医 田中雄大のブログ