33歳 医学的な不妊の原因:軽度の子宮内膜症、AMH低い(40代の数値)一人目を希望して1年
○来局時の不妊治療歴:なし

漢方による原因分析)
○下腹部の冷え、むくみ、首筋のこり、基礎体温、舌、AMHが低いなどから腎虚
○ひどい生理痛、子宮内膜症、舌などから瘀血
方針)養血化瘀、補腎温陽
養血化瘀の桃紅四物湯に温補腎陽の桂皮・理気の香附子・活血の延胡索を加味し、亀板膠・鼈甲膠製品を併用。

改善結果)
あまり不調がなく健康的な方でしたが、軽度の子宮内膜症やひどい生理痛があることから、月3万円の予算で漢方薬を始めてもらいました。漢方薬を開始してすぐに基礎体温が全体的に上がる。1ヶ月後、生理が遅れたため病院を受診したところ妊娠、胎嚢確認。

子宮内膜症があったので、強めの活血薬などを使って一気に体に変化を与えてあげたことが、短期間で結果をだすことができたのだと思います。「悩んでいる皆さんに、漢方の良さを是非教えてあげて欲しい」と言って喜んでいただきました。