多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) 子宮内膜症 体外受精1回で妊娠 27歳
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) 子宮内膜症 体外受精1回で妊娠
来局時の状況)
27歳 医学的な不妊の原因:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
妊娠を希望して2年
○来局時の不妊治療歴:内服薬を使用してタイミング療法4回、人工授精1回
漢方による原因分析)
- 生理痛や排卵痛、肩こり、子宮内膜症などから瘀血
- 疲れやすい、気力がなく体がだるいから脾気虚
方針)人工授精を何回か試みて、上手くいかなければステップアップをする予定なので、治療が上手くいきやすいように漢方薬で体を整える。
改善結果)
1~5ヶ月目、足の冷えが気にならなくなり、基礎体温が今までより高低差にメリハリがある。人工授精(4回)を続けるが陰性。生理痛(++)、経血は塊がなくなりサラサラして、綺麗な赤色。
6ヶ月目、体外受精採卵。17個採卵うち11個胚盤胞凍結。
7ヶ月目、凍結胚移植→妊娠反応陽性。その後胎嚢・心拍確認。
考察)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で生理周期が38~40日。子宮内膜症で生理痛が強い方。
年齢が若いので、予算を少なめ(12,540円/月)で活血・補血の生薬を服用してもらいました。
日本産科婦人科学会の調査によると、胚移植1回あたりの妊娠率は31.9%です。体外受精で1回の採卵・移植で妊娠できたので、体質改善によりうまく授かれたと思います。
不妊治療が保険適用となり、若いご夫婦でも体外受精を選択する方は多くなっています。
若い方はもともと妊娠する力が充実しているはずですが、何らかの原因で授かれていない状態です。なるべく短い治療期間で妊娠できるように、漢方で体を整えながら体外受精をされるのをおすすめします。