何度も再発し穿刺を繰り返すバルトリン腺嚢胞

相談時の症状

  • 2カ月前の子宮がん検診の際に2cmにほどのバルトリン腺嚢胞を指摘される。痛みがなく医師からは経過観察と言われた。
  • 気になって別の婦人科を受診し穿刺したところ、そこから痛み・腫れ・発熱を繰り返すようになった。この2カ月は何度も穿刺を繰り返している。
  • これまでに、婦人科からフロモックスとフラジール、その後受診した皮膚科から排膿散及湯とミノサイクリンを処方された。
  • 自分でも市販の竜胆瀉肝湯と十味敗毒湯を試した。

漢方薬服用後の経過

数日後に家族旅行の予定があり、ご相談時点ではそこまで痛みがないとのことだったので、まずは負担が少ない漢方薬1種類のみを服用開始し、旅行後に他の漢方薬を飲み始めてもらうことにしました。(一気に数種類の漢方を飲み始めると自壊する可能性があり、旅行中に自壊すると大変なので、相談の上このようにしました)

  • 5日後、家族旅行に無事行くことができ、帰ってからしっかり漢方薬を飲み始める。
  • 10日後、穿刺の傷口から排膿するようになり、徐々に腫れが小さくなってきた。
  • 20日後、最初に穿刺する前の大きさに戻った。
  • 50日後、腫れていた部分のふくらみは馴染んで、ほとんど気にならない。違和感もない。

漢方薬での体質改善と再発予防 担当薬剤師より

この相談者のように、もともと痛くなかったのに、穿刺をきっかけに痛み・腫れを繰り返すようになったという方はときどきいらっしゃいます。楽しみにしている家族旅行を目前に、バルトリン腺の腫れ痛みで何度も穿刺して、本当に困っていると言われていました。初回相談では、まずは数日後の家族旅行を楽しめるようにアドバイスをして、その後は漢方薬で体質改善に取り組んでいただきました。旅行を楽しめて、バルトリン腺のお悩みからも解放されて良かったです。(薬剤師 田之上顕子)

繰り返す再発に悩んでいる方へ

さつま薬局では、再発を繰り返すバルトリン腺嚢胞のお悩みに、年間500件以上のバルトリン腺相談に対応する専任の女性薬剤師が親身になって対応します。再発の不安から解放されたい方は、ぜひご相談ください。
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