病院治療で月経前症候群(PMS)の改善がみられず、当薬局の漢方薬を服用されている方。今回は久しぶりの来局でした。
漢方薬を服用中は生理前の不調がでなかったが、服用を止めると生理前に鬱のような無気力になる症状がでるとのことでした。

前回の処方から浮腫みがなくなっているので浮腫をとる生薬を中止し、下腹部に薬を導く生薬を加えました。
これでまた症状の改善を期待しています。
写真の右の生薬の桂枝は煮詰め終わる5分前に投入します。
理由は有効成分が揮発しやすいため成分のロスを極力少なくするためです。

漢方薬で自然治癒力が回復されれば服用を止めてもぶり返すことはなくなります。
それでまでしっかり漢方薬を継続することが大切です。