68歳 女性 骨髄異形成症候群(MDS) 

来局以前の血液検査の経過
《2018年7月の検査値》
血小板8.8  白血球 2.6 ヘモグロビン 12.0
《2018年8月の検査値》
血小板8.0  白血球 3.0 ヘモグロビン 12.6
《2018年9月の検査値》
血小板7.3  白血球 2.8 ヘモグロビン 12.5
《2018年12月の検査値》
血小板7.0  白血球 3.8 ヘモグロビン 12.0
《2019年3月の検査値》
血小板6.0  白血球 2.2 ヘモグロビン 11.5

上記のように2018年7月の骨髄異形成症候群(MDS)との診断時から連続して血小板が減少。半年の間に血小板値が8.8→6.0まで低下した。疲労感・倦怠感が強い。何もしたくない。病院では、血液検査のみの経過観察。漢方薬で少しでも対策をとりたいという希望で来局。

漢方による原因分析)
〇小水日中10回、疲れやすい、腰痛、年齢、脈尺部弱から腎虚
方針)出血もなく、疲れやすい以外は自覚症状がほとんどないが、歯茎は淡白で血虚があり、舌暗紅は陰血不足を反映しているので、まずは腎精を補充するベース作りに牡蠣肉とビタミンを配合した製品を選択。改善みられなければ、鹿茸などの補腎精血の生薬を追加する。

改善結果)
自社の牡蠣肉・栄養素配合製品を毎日服用していただく。
2019年7月、漢方開始して3ヶ月後の検査で血小板値改善。「血小板が8万以上に回復しました。次回からは、現在かかっている血液内科がある遠方の総合病院ではなく近所のクリニックに移ってよいと言われた。うれしい。」と電話でご報告。疲れやすさや朝起きるのがきつかったのもなくなっているとのこと。
漢方薬は同処方で継続。
⇒2020年5月、血小板値が10万以上だった。2018年の発症以来、血小板値が10万を始めて超えたと喜ばれる。
その後は、同処方を継続中。2年以上血小板数は7~8万を維持できています。

骨髄異形成症候群(MDS)を発症後も疲れやすいという以外は自覚症状がない方だったので、漢方のアプローチが取りにくい方でした。しかし、検査結果と僅かな身体所見を、「腎精が不足すると、骨髄は空虚となる」と骨髄の造血機能を「脾の運化・統血機能」という中医理論で解釈し、牡蠣肉と栄養素の組み合わせで体づくりをすることで血小板の減少傾向を止めることができました。65歳以上の骨髄異形成症候群(MDS)でも発症して間もなく、ある程度造血機能が残っている場合であれば、血小板数減少を漢方中医学的アプローチで改善できることを示唆する事例でした。

骨髄異形成症候群(MDS)症例

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