潜在性高プロラクチン血症の不妊状態から妊娠 36歳
来局時35歳 医学的な不妊の原因:潜在性高プロラクチン血症 一人目を希望して1年5ヶ月
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法5ヶ月
漢方による原因分析)
○冷え・むくみ、耳鳴り、排卵前オリモノの変化がない、基礎体温などから腎虚
○頭痛、末端の冷え、動悸、感情面、舌、基礎体温から肝鬱瘀血
方針)養血化瘀、補腎
病院治療の効果を高めるための体づくり希望。肝腎を補い妊娠力をつける亀板膠製品と養血化瘀疏肝で芎帰調血飲を基本処方で安神活血の丹参を加える。
改善結果)
1~12ヶ月目、基礎体温と体調を見ながら煎じ薬を調整し継続。パートナーの精子数が少なく運動率が悪いため人工授精を数回試みるも陰性。
13~14ヶ月目、動物生薬を牡蠣肉製品に変更、煎じ薬を調整がながら継続。
15ヶ月目、人工授精で妊娠反応陽性、胎嚢・心拍確認。
パートナーの精子数や運動率に問題があり、人工授精が必要なご夫婦でした。ご主人も漢方薬を飲んでいただきました。医師からは人工授精では厳しいかもと言われていましたが、体外受精をすることなく妊娠できました。期間かかりましたが、夫婦2人で協力して漢方薬で体づくりすることで妊娠に繋がったのだと考えています。→元気な男の子を出産されました。