妊活漢方で一発逆転した方③
以前のブログで「妊活漢方で一発逆転はない」の記事を書きました。
これは、漢方は素晴らしいものですが魔法の薬ではなく、あなた自身が妊娠力を上げていくサポートをする役割だと伝えたかったからです。
ですが、実際は漢方開始1~3ヶ月で授かった方や、もう無理と諦めかけていた方で授かった方もいらっしゃいます。どんな方が一発逆転で授かることができたのか、紹介してみたいと思います。
【主治医から体外受精を検討するように言われたが、漢方薬で体を整え自然妊娠】
来局時29歳 不妊期間8ヶ月 多囊胞性卵巣症候群(PCOS) 卵管閉塞(片側のみわずかに透過)
不妊治療歴)タイミング療法3回 主治医から体外受精をしないと妊娠は無理かもといわれている
→漢方薬を始めた翌月に自然妊娠
多囊胞性卵巣症候群で生理周期がやや不規則であったため、排卵誘発剤を使用してタイミング療法を3ヶ月おこなうも妊娠せず。造影検査の結果、卵管閉塞(片側のみわずかに透過)であったため、主治医からは体外受精を薦められた。相談者は「できれば体外受精はしたくないし、するとしてもまずは自分が出来ることに取り組んでから」と考え、漢方で体づくりを始めることに。
卵管閉塞(片側のみわずかに透過)の場合、自然妊娠の確率はかなり低いので、「3か月くらい漢方で体を整えたのちに治療をステップアップしてみては」と初回相談でお伝えしていましたが、なんと翌月に自然妊娠されました。その後の経過は順調です。
漢方で体のバランスを整えた結果、めぐりが良くなり、卵管のむくみが軽減して透過性が改善したのだと推察します。