更年期障害、生理前のひどいイライラ、首・肩のこり
生理前のイライラがひどく、家族にあたってしまう
相談時の症状
48歳女性 更年期障害。生理前のイライラがとにかくひどい。首・肩のこりがひどく頭痛がすることもある。
漢方による原因分析と方針
○慢性的な首・肩こり、生理前のひどいイライラなどから肝鬱・気滞・瘀血
○乾燥肌、目の疲れ、髪が乾燥・パサつくから血虚
方針)逍遙散で疏肝補血、丹参製剤で活血化瘀
漢方薬服用後の経過
- 1ヶ月後 肩こりはあるが頭痛がするまでひどくなくなった。生理前のイライラは減った。
- 2ヶ月後 調子が良いので、生理前以外は減量して継続。
更年期の不調を漢方薬で改善
相談者は、もともと血虚(血の不足)や瘀血(血の巡りが悪い)の体質で以前から不調がしばしばあった。更年期になり、月経前後や排卵期などホルモン変化で体にストレスがかかる時にひどいイライラが起こる肝鬱気滞の症状が現れていました。漢方薬は、滞った気の巡りを良くし、精神や体を楽にしてくれます。イライラが減って、家族に当たったりすることが減り、自分自身もストレスが減ったと喜んでいただけました。
婦人科や心療内科などで更年期障害や女性の生理前のイライラによく使われる漢方に加味逍遥散があります。加味逍遥散の『加味』とは、元の薬に「加えた」という意味で、逍遥散に清熱薬が加えられた処方です。つまり本来の処方が逍遥散で、熱が強ければ熱を冷ます加味逍遥散を選択します。もし、冷えがある場合や体力がない場合は冷やさないほうがよくい、ほてりが強くなければ清熱薬が邪魔になるため、本来の逍遥散の処方が適しています。基本的に多くの女性は、冷やすより温めてあげたほうがいい場合が多いです。
更年期障害、ヘバーデン結節のお悩みを漢方薬で
- 料金: 30日分9,000~17,000円(ご予算に合わせて調整可能)
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