不妊期間2年、AMH低、体外受精と漢方の併用で妊娠 36歳
36歳女性、不妊治療の道のり:漢方で妊娠へ
さつま薬局の漢方相談が叶えた願い
長らく妊娠を希望されていたAさんは、西洋医学的な検査では特に問題が見つからないものの、なかなか妊娠に至らず、心身ともに疲弊されていました。様々な治療を試みられた中で、さつま薬局の漢方相談を受けられたのは、ご本人にとって大きな転機となりました。
漢方による体質改善と妊娠
Aさんの体質は、漢方の視点から見ると、腎虚(じんきょ)、瘀血(おけつ)、脾虚(ひきょ)という状態でした。これは、東洋医学では女性特有の体質ともいえるもので、現代女性の不妊の原因の一つとして注目されています。
- 腎虚:足の冷え、下腹部の冷え、AMHの低下などがこの状態を示す特徴的な症状です。腎は生命力を司る臓器であり、腎の働きが低下すると、生殖機能にも影響を及ぼす可能性があります。
- 瘀血:末端の冷え、生理前の頭痛、肩こり、むくみなどがこの状態を示す特徴的な症状です。瘀血は、血液の流れが悪くなり、老廃物が溜まっている状態を指します。
- 脾虚:胃もたれなどがこの状態を示す特徴的な症状です。脾は消化吸収を司る臓器であり、脾の働きが低下すると、栄養が体に十分に行き渡らず、妊娠しにくい体質になる可能性があります。
さつま薬局では、Aさんの体質に合わせて、牡蠣肉製品、田七人参製品、党参製剤を組み合わせた漢方薬を処方しました。これらの漢方薬は、それぞれ腎を補い、血行を改善し、脾の働きを助ける効果が期待できます。
漢方と西洋医学の融合による効果
Aさんは、漢方薬を服用開始後、比較的短期間で体外受精に成功し、妊娠されました。これまでも鍼灸や他の漢方薬を試されていたそうですが、さつま薬局での漢方治療が、Aさんの体質に合っていたのかもしれません。
妊娠への道のりは人それぞれ
漢方治療で妊娠に至るまでの期間は、個人差が大きいものです。Aさんのように短期間で結果が出るケースもあれば、長期的な治療が必要な場合もあります。しかし、少しの体質改善が、妊娠へとつながる可能性を秘めているのです。