相談時の状況

70歳 男性 
数年前に血小板減少が分かり、11~12万台で推移していたが、半年前から血小板数の減少傾向が続いている。
中国針の施術も数回試したが改善が見られない。

  • 自覚症状: なし
  • 血液検査: 
    2024年3月 血小板11.0
    2024年4月 血小板9.0
    2024年9月 血小板6.9
    2024年10月 血小板7.7
    2024年11月 血小板7.7
    2024年12月 血小板4.6

漢方治療

  • 自社の牡蠣肉・栄養素配合製品、鹿茸製剤、帰脾湯製剤を組み合わせたオリジナル処方を開始
  • 血液検査の経過
    2025年1月 血小板9.4 
    2025年2月 血小板9.7 

まとめ

骨髄異形成症候群(MDS)の漢方療法は、造血機能を元気にする漢方薬を服用して、血小板数の減少傾向を止めることを目標にします。
血液検査で効果が分かるまで3〜6ヶ月はかかる場合が多いですが、本症例のように自覚症状があまりなく元気な方の場合、短期間で改善が見られる場合もあります。
今後も良い状態が続くようにサポートしていきます。

当薬局の骨髄異形成症候群の漢方症例は⇒コチラへ 

骨髄異形成症候群(MDS)の全てが改善できるわけではないですが、残っている造血機能を元気にすることで、倦怠感や疲労感など自覚症状の改善、血小板値の低下の抑制・改善など、漢方薬で対処できる場合があります。

【漢方相談に関する注意点】

  • 漢方薬は、体質や症状によって効果が異なります。
  • 本記事は、あくまで一例であり、すべての患者さんに当てはまるものではありません。
  • 輸血をしている方はお知らせください。

骨髄異形成症候群(MDS)の悩みに、全国から電話でご相談を承ります。
漢方薬の料金は1か月分10,530~71,184円です。(1ヶ月分2~3万円のご予算の方が多いです。ご予算はお気軽にご相談ください。)
まずはお電話ください。(鹿児島本店 電話099-800-4339)