テニスボール大の腫れが自壊

相談時の症状

  • 5年前に発症。当初は少し腫れている程度で痛みはなし。
  • 2年半前に腫れが大きくなり、他の漢方薬局の漢方薬を2年間飲み続けたが変化がないので半年前に服用をやめた。
  • 1週間前に腫れが急に大きくなり、ピンポン玉大⇒鶏卵大に腫れた。圧迫感があるが痛みはない。
  • 過去に自壊したことなし

漢方薬服用後の経過

  • 1ヶ月後、徐々に腫れが柔らかく変化してぶよぶよしてきた。
  • 2ヶ月後、更年期で不正出血があり婦人科を受診したところ、医師から「ついでに穿刺しましょう」と言われ穿刺した。穿刺後みるみる腫れが大きくなりテニスボール大に腫れて、痛くなった。痛み・炎症を鎮める漢方薬を追加したところ、3日後に自壊し排膿。

漢方薬での体質改善と再発予防

慢性的なバルトリン腺の詰まりは、代謝や血のめぐりが悪く、体に余分な湿気が溜まっていたり、瘀血(おけつ)といって血の滞りがある体質が原因です。漢方薬は体全体のめぐりをよくして、バルトリン腺の開口部の詰まりを改善し、溜まった内容物の排出を促してくれます。相談者は、別の薬局で2年間漢方薬を続けられ変化がなく、さつま薬局にご相談くださいました。途中、予期せぬ穿刺で感染が起こりテニスボール大まで大きく腫れて痛みがでましたが、自壊して治癒することができたので良かったです。
痛みがない腫れを穿刺するかどうかは、医師により判断が分かれます。穿刺による感染のリスクもあるので、慎重に判断しましょう。(薬剤師 田之上顕子)

さつま薬局では、再発を繰り返すバルトリン腺嚢胞のお悩みに、年間500件以上のバルトリン腺相談に対応する専任の女性薬剤師が親身になって対応します。再発の不安から解放されたい方は、ぜひご相談ください。
詳しくは⇒バルトリン腺漢方相談