生理前になるとイライラや倦怠感がひどく3年間も悩まれていたという方の漢方薬です。

中医学で活血化瘀の代表的処方である血府逐瘀湯を体質に合わせて生薬を加減しています。
血府逐瘀湯は、活血化瘀・理気止痛・補血の効能がある処方です。狭心症などにも使用されますが、月経前症候群や無月経など婦人科でも生薬を加減して使用されます。

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33歳 医学的な不妊の原因:以前高プロラクチン血症と診断されたことあるが、今回は検査していないため不明 
○不妊治療は病院にて当帰芍薬散を服用中。二人目不妊。

 漢方による原因分析)
○足先・お腹の冷え、慢性的な腰の痛み、首筋のコリなどから腎虚
○生理痛、むくみ、肩こり、しもやけなどから瘀血
○胃痛、胃もたれ、軟便などから脾虚

方針)補腎健脾、活血化瘀の漢方を処方。併せて効果を高める養生法を提案。

改善結果)28年4月に来局。半年前から病院で当帰芍薬散を処方され、服用しながらタイミングをとっているが妊娠しない。
漢方と養生を続け7月に陽性反応。その後心拍確認。
「こんなに早く妊娠できるなんて!」と大変喜んでくださり、「不妊で悩む友人にもさつま薬局さんの漢方を紹介します」と言っていただきました。たくさんの方を幸せに出来るようますます研鑽したいと思います。

不妊漢方について女性薬剤師が詳しく説明します。漢方ってどんなことするの?本当に効くの?費用や期間は?など気になる話を聞けますよ!

  • 病院の不妊治療との違い
  • どんな方が不妊漢方に適しているか
  • 妊娠しやすくなるための良い卵を育て、良い子宮内膜をはぐくむには・・

などなど、妊活がうまくいくための秘訣をお話をします。

お席に限りがありますので事前にお電話でご予約ください。

第1回8月4日(木) 時間11:00~11:40
第2回8月24日(水) 時間11:00~11:40
場所 さつま薬局 鹿児島店
電話番号 099-800-4339

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卵巣嚢腫があり倦怠感がひどいということで漢方相談に来られた方が漢方薬を服用して2週間で倦怠感が改善されてきたとのことでした。

漢方を標榜している病院にかかっていたが効果がみられないということで来局された方で、効果に時間がかかるかなと思っていました。
比較的短期間で改善の兆しが出てきたので良かったです。
また、もともと便秘気味だったのが、毎日軟便でお通じがあるようになったとのこでした。
そのため今回は潤腸作用のある桃仁の量を減らしました。
また、夏のせいか食欲が落ちているとのことなので、
補腎養血作用の熟地黄は胃腸への負担がありますが量は減らしたくなかったので、副作用予防の縮砂を足しました。それと白朮を足して様子を見ようと思います。
少しずつ体調を見ながら調整して漢方専門薬局に来て良かったと感じてもらえるようにしたいです。

余談ですが、下の写真の赤い生薬は紅花といいます。瘀血をとるためによく使われる生薬です。
キク科のベニバナの管状花です。匂いが独特です。煎じ機にかけていると室内に充満して妻からは気分が悪くなると言われます。しかし、この生薬が必要な体の方は、匂いが気にならず普通に煎じ薬が飲めるようです。不思議です。

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今日お作りした方の分からさつま薬局の漢方煎じ薬の包装が変更になっています。
生薬抽出機の包装ロールを初めて自分で取り替えました。
慣れないことだったので、汗が止まりませんでした。
なんとか無事できました。

包装が変更になって気になることございましたら、ご連絡ください。

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門脈圧亢進症の原因の90%は肝硬変といわれています。
症状は、腹水、腹部が腫れて内出血をおこす、脾臓の腫れ、血小板数の低下などがあります。また門脈圧が亢進することで、食道・胃の静脈瘤が破裂し大量の出血を起こすことがあります。

ご相談者は病院の治療を続けていても腹水のたまり方が変わらないので、少しでも腹水をたまらないようにするために漢方薬を希望されてこられました。

利水化瘀の生薬の組み合わせです。
ただの利水のみだと腹水の対処療法になってしまいます。
なぜ腹水がたまるかというと、肝臓のつまりから血液の流れが悪くなっていることが原因です。
つまり瘀血を取り除く活血化瘀の生薬使うことで腹水の原因を解決し、今後たまりにくくしていきます。

漢方治療で大切なことは、対処療法と原因療法を組み合わせる=標本治療を行っていくことです。

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70代女性で夏場でも背中に冷えを感じ、太腿の内側の痛みでお悩みとのことでした。
病院の検査では異常が無く、老化が原因とのことでした。
出産後から冷え症で悩むようになったとのことで、結構長い期間のお悩みです。

痛む場所を確認したら肝の経絡に沿っていたので、肝経の袪寒が得意な処方を選びました。それに、熟地黄など補腎の生薬を足しています。
服用後の変化を見て、今後細かい生薬の調節をしていきます。
できるだけ早くお悩みが改善できるよう頑張ります。

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めまい・倦怠感を減らして欲しいというご相談でした。
病院で子宮内膜症性卵巣嚢腫と診断されホルモン剤による治療をしているが、めまいなどがつらく日常生活に支障をきたしているとのことでした。

中医学の分析では、腎虚と血虚がひどい状態でした。
そのため漢方薬の治療方針は、補腎養血と嚢胞を改善する活血化瘀になります。
養血と化瘀の割合が重要です。
めまい・倦怠感を早く改善するために養血の割合を高くしすぎると瘀血がとれにくくなりチョコレート嚢腫に良くありません。
かといって瘀血をとる生薬を使いすぎるとめまい・倦怠感がひどくなる可能性があります。
今後体調を確認しながら漢方薬の調整をしていこうと思っています。

写真の生薬を煎じて、かすを取り除いてから養血作用の高い阿膠を溶かします。

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