過多月経、頻発月経、子宮筋腫の再発予防 43歳
相談時の症状
43歳女性 過多月経(経血量多い・出血7日)、頻発月経22~25日。2年前に子宮筋腫による過多月経で手術を受けたが、手術後も経血量が多く、月経中の貧血がひどい。40代になって生理周期が徐々に短くなり、頻回の過多月経で体がきつい。(もともと28日⇒現在23~25日周期) 生理前は、イライラや就寝中の悪寒・寝汗がある。
漢方による原因分析と方針
○睡眠が浅く目が覚める、足の冷え、唇が乾燥、月経周期が短い、過多月経などから血虚・瘀血・気虚
○月経周期が短い、高温期に夜中に寒気がして目が覚めるなどから腎陰虚
亀板膠製品、温経湯で補血・補腎・補陰・補気
漢方薬服用後の経過
- 1ヶ月後、生理の状態は変わらないが、睡眠の状態が良くなって、朝起きるのが楽になった。
- 2ヶ月後、周期25日。生理2日目の量は変わらず多いが、それ以外の日の経血量が減り期間も短くなった。
- 3ヶ月後、周期24日、出血量が減った。生理前に夜中に寒気で目が覚めていたのがなくなった。
- 4ヶ月後、周期22日、久しぶりに周期が短く経血量が多かった。
- 5~6ヶ月後、いずれも周期27日、経血量普通。出血期間も以前より短い。調子よい。
- 7ヶ月後、周期25日、経血量普通、安定してきたので、漢方薬を減量。
- 8ヶ月以降、周期25~27日、経血量普通で出血期間も以前より短い状態で落ち着いている。漢方薬は半量程度に減らして継続。
月経、女性特有の不調を漢方薬で改善
過多月経は、血虚・気虚・腎虚・瘀血など体質によりいくつかの原因が考えられます。女性ホルモンが乱高下する更年期は、月経周期や経血量が不安定になったり、だらだらと不正出血が続く方もいます。
漢方相談では、不調の原因を探り、体質に合わせた漢方薬で体を整えます。どんなに健康な方でも、年齢を重ねると体は変化します。健やかに年齢を重ねて日々を元気に過ごすために漢方薬を活用してみませんか?
漢方専門薬局の強みは、品質の良い生薬で作られた効果の高い漢方薬と、一人一人の体質に合わせた選薬力です。病院の保険適用の漢方薬で効果を感じられなかったという方や、ホルモン補充療法が合わない、苦手という方はぜひご相談ください。
月経、更年期障害、ヘバーデン結節のお悩みを漢方薬で
- 料金: 30日分9,000~17,000円(ご予算に合わせて調整可能)
- 相談方法:
- Web予約: さつま薬局のホームページから、簡単にお申込みいただけます。メニューから「女性のための漢方相談」を選択
- 電話予約: 鹿児島本店までお気軽にお電話ください。電話 099-800-4339
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