しばらくお休みしていた薩摩川内店の漢方相談の新規受付を再開しました。

薩摩川内店の漢方相談は、「女性による女性のための漢方相談」です。担当する相談員は、もともと調剤事務として入局しましたが、漢方相談をしたいということで医薬品登録販売者の資格を取り漢方の勉強をしてきた女性です。
不妊・妊活相談が主ですが、月経前症候群(PMS)、無月経、更年期障害など女性特有のお悩みにも対応します。

さつま薬局は、これまでの漢方相談の実績から、独自のノウハウを積み上げてきました。
病院治療で成果が出なかった方に結果をだすのは非常に難しいことですが、さつま薬局では一貫して再現性のある方法を追求してきました。相談者の体質や体の状態に適した漢方薬を運用し、養生法(食事や生活習慣)をお伝えすることで、少しでも多くの方に漢方薬の不思議な力を実感していただけるように努力します。

薩摩川内店の漢方相談は相談料無料です。予約優先ですのでなるべく事前に予約(0996-20-0324)をお願いします。

※上記以外のお悩み、また漢方煎じ薬の処方を希望される方は鹿児島本店で承ります(相談は完全予約制)。

 

3ヶ月の可愛い女の子です。ご家族で遊びにきてくれました!
漢方で体づくりを頑張られて無事に出産されました。
出産は大変だったようですが、産後のお母さんの体調も良いとのこと。
初めての育児で大変だと思いますが、元気に子育てを楽しんでいただきたいです。

元気よく泣く赤ちゃんの声、とても可愛くてこちらも元気が出ます。

来局時55歳 女性  医学的診断:更年期障害
主訴)動悸、不眠、のぼせ
5ヶ月前、疲れているとき運転をして過呼吸のような症状になった。それ以来、不定愁訴に悩み病院でミオナール50、ラベプラゾール10、グロリアミン配合、マイスリー5、デパス0.5などの治療を受けている。病院で加味逍遙散エキス顆粒を服用したが手足に力が入らなくなり、体が重怠くなったため中止。

漢方による原因分析)
動悸、胸のざわつき、頭部の圧迫感、上半身ののぼせと下肢の冷え、舌胖大、白滑苔などから水飲凌心、病院で心臓の弁の動きが悪いと言われており舌色が暗紅色から活血が必要と分析。

方針)温陽化飲、活血通絡

改善結果)
煎じ薬で苓桂朮甘湯に活血で紅花・赤芍・川芎・丹参、少し疏肝をするために香附子、不安感を鎮めるために平肝潜陽の牡蛎を加える。
1ヶ月後自覚症状はあまり変わりないとのこと、顔色に艶がでてきている。補腎陽の真武湯と咳が出そうな感じがするとのことなので半夏厚朴湯の合方にする。
2ヶ月後足の暑い時期でもこたつで温めるという冷えがなくなり、いつの間にか眠れるようになりマイスリーやデパスがいらなくなった。咳も出なくなり、胸のざわつき感が良くなった。

発症してから5ヶ月と期間が短いため早く結果が出せました。デパスなどを6ヶ月以上服用していると50%の方は常用量内依存ができるので、西洋薬飲まなくても大丈夫な状態になるのは難しいです。病院で処方された加味逍遙散は更年期障害でよく使われる処方ですが、血虚という状態がないと的外れな処方になってしまいます。この方はのぼせがありますが、肝鬱からの化火が原因ではないので熱を冷ます牡丹皮・山シ子が入っている加味逍遙散で体調が悪化したのだと考えられます。更年期障害という同じ病名でも中医学的に分析してそれぞれの原因に適した漢方薬を選ぶことで体の反応がまったく違ってきます。

 

「まさか自分が結婚して子供を望むなんて思ってなかった」
 
という30代後半~40代以降の方のご相談が結構多いです。
 若いころから仕事を頑張られて、なかなか良い相手が見つからず、
結婚はもうしないでいいと思っていたところ、
予期せぬご縁に恵まれ結婚し、
真剣に妊娠を考えることになったという、現代女性ならではです。
 
また、若いうちは子供を持つ決断を自然に委ねたいという人も多いです。
妊娠は積極的に望まないけれど、避妊をするわけでもない。
「もし妊娠したら、その時は子供を産もう」という感じです。
そういう考えもありだし、悪いことではないです。
 

でも、いざできないとわかったときに後悔しないように、自分の中でリミットを意識しておいた方がいいと思います。
体の準備は一朝一夕では出来ません。
もう一度自分に問いて、諦められないと思ったら早めに体の準備をしておいてください。

「いつかママになりたい」
「欲しいと思ったときにスムーズに赤ちゃんを授かれるように、体を整えて準備しておきたい」

漢方で今から取り組める、体づくりしませんか?
不規則な生活や食事が続いている方、慢性的な疲れや不調がある方、
また、生理不順や生理痛がある・月経前症候群(PMS)など気になる症状がある方。

飲みやすく続けやすい漢方薬を予算に合わせて提案しています。
体を整えて不調が改善されると気持ちも前向きになりますよ。

お気軽にお問い合わせください。

漢方で体づくりをされて待望の赤ちゃんを迎えた方々と、
産後の体調回復や2人目の妊娠に向けたケアで、定期的にお話しする機会があります。

待ち望んだかわいい赤ちゃんですが、実際は慣れない育児に奮闘している真っ最中です。
「あんなに欲しくてたまらなかったのに、こんなに育児が大変だとは思ってもみませんでした」
「睡眠不足で体がしんどくて、この生活がいつまで続くのでしょうか」
妊娠することだけ考えていて、その先を考えていなかった、とよく言われます。
みんなが出来てるから大丈夫なんだろうと軽く考えていたということなのでしょう。

出産で消耗した体をゆっくり休める暇も無く、
昼夜関係なく授乳に追われ、
産後の急激な体の変化に見舞われ
・・・疲労困憊です。

10人に1人は「産後うつ」になると言われています。
産後うつの原因は
①出産のダメージから体が回復していない
②ホルモンバランスの崩れ
③慣れない育児のストレス
④夫や家族との人間関係のストレス
などです。

授乳や産後の育児に備えた体のケアや第二子不妊予防はぜひ妊娠中からから始めてください。
体が良い状態で整っていることで様々なストレスにも強くなります。
赤ちゃんとの楽しい生活は、まずはお母さん自身がよい状態であることです。

  • 産後の回復を助ける(分娩出血・帝王切開出血・悪露の排出)
  • 母乳の出を良くする(お乳は血から作られます)
  • 産後便秘
  • 産後うつ(血の不足で発症しやすい)
  • 産後の抜け毛やシミ
  • 2人目不妊を防ぐ

漢方を上手にとりいれたケアで赤ちゃんとの楽しい生活を応援しています。
妊娠・出産は大量の「血」を消費する大仕事です。
さらに、産後は慣れない育児や授乳・睡眠不足で予想以上に消耗してしまい、疲労困憊してしまう方も少なくありません。
消耗した分はしっかりと補いながら元気に育児を楽しんでいただきたいです。

 

来局時34歳 医学的な不妊の原因:なし
不妊期間5年 一人目
○来局時の不妊治療歴:なし

漢方による原因分析)
○冷え、むくみ、疲れやすい、顎のニキビ、基礎体温などから腎虚
○頭痛、生理痛、感情変化、基礎体温、舌などから瘀血
○便通4日に1回で硬い、目の疲れ、肌の乾燥などから肝血虚

方針)病院の検査では異常なし。漢方で体づくりをして妊娠をめざす。活血化瘀、補腎充精、補血

改善結果)
亀板膠製品と芎帰調血飲加白芍を服用開始。
1ヶ月目、生理痛なくなる。便通2日に1回に改善。高温期が綺麗になる。腎陽をさらに高めるため肉従蓉追加
2ヶ月目、基礎体温2層になってきた。低温期が変動するため牡丹皮を滋腎陰の女貞子に変更
3~9ヶ月目、体調により活血薬を益母草から丹参に変更など途中微調整
10ヶ月目、不妊治療専門の病院で再度検査を受けたところ、子宮内膜炎の診断、抗生剤による治療を受ける。その直後の周期で妊娠し胎嚢・心拍確認。

20代後半から不妊期間5年。化学流産も一度もなく少し焦っているものの、できるだけ自然な形での子宝を授かりたいと希望されていました。漢方薬を始めた直後から基礎体温とくに高温期が安定し、生理痛・便秘など不調も改善し、10ヶ月で自然妊娠されました。

来局時38歳 医学的な不妊の原因:高プロラクチン血症、排卵障害、右卵管閉塞
1人目を希望し2年5ヶ月
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法1年6ヶ月、人工授精3回

漢方による原因分析)
○冷え、疲れやすい、年齢、基礎体温、舌、尺脈弱などから腎虚
○末端の冷え、卵管閉塞、感情変化、基礎体温、舌などから瘀血
○便通2日に1回、以前クロミッドで便秘になり薬が変更になった、血流計での面積が小さいなどから肝血虚

方針)漢方で体づくりをしながら病院治療を継続。活血化瘀、補腎充精、補血養肝

改善結果)
亀板膠、丹参、当帰製品を服用開始。
1ヶ月目、漢方開始前はザクザクと変動が大きく高温期がわからない状態の基礎体温だったが、漢方薬を始めてすぐに基礎体温が綺麗になりはっきりと高温期がでるようになる。生理前の頭痛はあったが下腹部痛は無くなる。
2ヶ月目、久しぶりに排卵誘発剤(クロミッド)を使用するとのことなので副作用予防で当帰製剤を増量して対応する。
3ヶ月目、プロラクチン値改善のためカベルゴリン中止。以前はあったクロミッドでの便秘など副作用が今回はなかった。クロミッド継続使用で人工授精し妊娠反応陽性、胎嚢確認。

比較的早く3ヶ月で妊娠できました。過去に人工授精を3回失敗しており、次駄目だったら体外受精を検討しようという段階で来局されました。人工授精での妊娠率は回数が増えるほど低下しますが、今回のように病院の治療を継続する場合でも漢方薬を組み合わせて体を整えれば同じ治療でも妊娠しやすくなると実感しました。「漢方薬を始めて本当に良かったです!」といって頂いて私も感謝いたしました。

来局時53歳 医学的診断:膀胱炎
主訴)膀胱炎症状を頻繁に繰り返し病院で猪苓湯の頓服でコントロールしている。できれば膀胱炎を再発しない体質になりたい。
子宮筋腫で3ヶ月前に子宮・卵巣全摘術をしてから症状を繰り返すようになったとのこと。エストラーナテープを使用している。

漢方による原因分析)
「症状による中医診断と治療」によると頻尿の弁証には膀胱湿熱・腎陰虚・腎気不固・肺脾気虚がある。この方は卵巣摘出後からの発症、冷えや疲労時での悪化、足の冷えや沈脈から腎陽虚による腎気不固が原因と分析。

方針)温腎補陽、舌苔が地図状なので最初は健脾も併用

改善結果)
煎じ薬で八味地黄丸料を選び、健脾で黄耆・党参、腎陰を消耗させないよう寒性の利水滲湿薬の車前子を加える。
1ヶ月後頻繁に感じていた膀胱炎の下腹部の違和感がなくなる。黄耆・党参と清熱化瘀の牡丹皮を抜いて補肝腎の枸杞子を加える。
2ヶ月後足の冷えがなくなってきた。車前子を抜いて牡丹皮を加える。
4ヶ月後まで継続し、膀胱炎の再発が治まっているため再診なし。

発症してからの期間が短いため早く結果が出せました。病気の本が腎虚の場合、補腎薬が比較的胃腸の負担になるため健脾をしてから補腎をしっかり続けると漢方薬の効果が発揮しやすいです。

 

 

男性の不妊症に対しては、有効な西洋医学的治療法が確立されていません。
男性不妊の場合、これといった自覚症状もなく、病院からの漢方薬を服用されていらっしゃる場合もありますが、ほとんどの方は効果を実感していません。

ですが、これまでの経験から漢方は男性不妊と相性が良いと思います。
ただし、その方に合った効果の高い生薬を選んで使うことが重要です。
精子濃度・運動率を改善したいということであれば、比較的短い期間で数値を改善できる場合が多いと思います。
男性の場合、女性の妊娠のメカニズムほど複雑ではないので、費用も女性に比べると少ないことがほとんどです。

【35歳精子濃度・運動率が低く、顕微授精を3回するが上手くいかない】

なるべく短期間で成果をだす為には、積極的に動物性生薬を使用します。
この相談者には、中国で生殖機能減退改善に使用される漢方を日本人の体質に改良した漢方薬を服用してもらい、加えて生活上の養生をアドバイスをしました。
約2ヶ月後に再検査したところ、
精子濃度⇒約5倍
運動率⇒約3倍
に改善しました。
その後の顕微授精でグレードの良い受精卵ができ、妊娠されました。

 

4~5月と転居等で今までのように来局できなくなった方からお問い合わせが多かったので、改めてご案内いたします。

おかげさまで、さつま薬局鹿児島本店には鹿児島県内全域及び他県(東京・福岡・長崎・熊本・宮崎など)からの相談をいただいております。
遠方のため毎月の来局が難しい方や、転居により来局できなくなった方につきましては、電話・メールなどでフォーローできる体制を整え、継続的に的確な漢方薬の調整や養生指導を行っております。その際は、必ず新住所・連絡先をお知らせくださいますようお願いします。

もちろん、お仕事や上のお子様の都合で毎回の来局が難しい方もご相談ください。

※初回は必ず来局して頂いております。
じっくり時間をかけて体の状態を分析判断し、納得された方のみ漢方薬を購入して頂いております。