バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍とは?

バルトリン腺は、女性の膣の左右にある分泌腺で本来は性交渉を円滑にするための分泌液を出すところです。バルトリン腺囊胞は何らかの原因でこの分泌液の出口が腫れて詰まってしまい、中に液が溜まり袋状の腫れが生じます。小豆くらいの小さなしこりからピンポン玉くらいに腫れることがありますが、痛みはほとんどありません。バルトリン腺炎はこの分泌液の出口に細菌が感染して、赤く腫れて痛みが起きます。バルトリン腺膿瘍さらに詰まった腺の中で菌が繁殖して膿がどんどんできて腺そのものが膨らんできます。痛みや発熱を伴い、腫れが大きくなると、座っていると圧迫されて痛みがひどくなったり、歩くのも痛みを感じる場合もあります。ひどくなるとピンポン玉~鶏卵くらいの大きさに腫れあがってしまうこともあります。閉塞の原因は通常不明ですが、疲れやストレスなどで免疫力が下がり抵抗力が落ちると悪化する場合が多くみられます。また、一度良くなっても数か月~数年の間に再発することがあります。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍 漢方での改善症例

【相談者 50代】穿刺後に再発した両側のバルトリン腺炎
両側のバルトリン腺が腫れ、病院で両側とも穿刺したが1週間後に再発。痛みで眠れない。穿刺がとても痛かったので、漢方薬でなんとか改善したい。
→漢方を服用し始めた翌日に右側が自壊し、5日後に左側も自壊した。自壊後は痛みがなくなり、数日でしこりがなく柔らかい元の状態に戻った。

【相談者 50代】ストレスで再発したバルトリン腺炎
約半年前にバルトリン腺炎を発症。初回は、痛みがなく腫れも小さかったので経過観察となり自然によくなった。その後、身内に不幸がありストレスと疲労で再発。今回は痛みがあり、腫れも前回より大きく痛み止めを服用している。自転車に乗ると痛い。
→漢方を開始して2~3日後に膿瘍が自壊、少量の茶色の膿が数日間排出されほとんど腫れがなくなった。

【相談者 40代】鶏卵ほどの腫れと痛み、座るのも歩くのもつらい
片方のバルトリン腺がつまり、鶏卵ほどの大きさの腫れ・痛み・発熱があり。婦人科で処方された抗菌薬の服用で一時的に治まったものの、数日で腫れが再発。病院では穿刺(注射で膿を抜く)か切開かと言われたが、できれば自然に治したいと相談。
→漢方を開始して3日目に膿瘍が自壊、膿が排出されほとんど腫れがなくなった。15日後小さなしこりのみとなる。

【相談者 40代】再発を繰り返すバルトリン腺膿瘍のお悩み
数ヶ月おきに腫れてそのたびに抗菌薬を服用している。今回は腫れ・痛みが続いて2種類の抗菌薬を服用したが良くならない。婦人科では穿刺や切開はできない大きさだと言われた。ネットで調べて排膿散及湯を服用したが変化がない。なんとか不快な症状から解放されたいと相談。
→漢方を開始して2~3日目に膿瘍が膨らみ水ぶくれの様になった後、自壊。数日間膿が排出され腫れがなくなり小さなしこりのみとなる。再発予防のため、漢方薬と生活習慣の改善を継続。

【相談者 40代】お悩み期間15年 数年おきに再発するバルトリン腺膿瘍
15年前にバルトリン腺炎を発症し、これまでに数年おきに再発を繰り返している。これまでは膿瘍が自然に自壊して良くなっていたのだが、今回は、自壊後数日たっても腫れや痛みがひかない。年齢的に体力や免疫力の低下を感じており、腫れが良くなったら再発しにくい体づくりにも取り組みたいと希望される。
→漢方を開始して3~4日後には、触るとほんの少し感じる程度まで腫れがひいて痛みが無くなった。再発しにくい体づくりのための漢方薬を継続中。

【相談者 30代】抗菌薬が効かない、広範囲の腫れと痛み
2~3年前から時々腫れることがあったが痛みはなく自然に治っていた。数日前から広範囲の腫れが起こり強い痛みがでている。婦人科では、切開や穿刺はできないと言われ、処方された抗菌薬を服用しているがまったく良くならない。
→漢方を開始して1週間ほどで腫れや痛みおさまり、2週間後にはほとんど気にならない状態になった。

【相談者 30代】うずら大の腫れ、市販の漢方を服用したが改善しない
3年前から冬に時々腫れて痒みがでることがあったが自然に治っていた。4~5ヶ月前から腫れが段々大きくなりうずら大になっている。痛みはない。自身で購入した竜胆瀉肝湯を1週間服用してみたが変化がない。
→漢方を開始して3日目に自壊し、腫れが小さくなった。20日服用後、小さいしこりが残っているので漢方薬を減らして継続してもらう。

【相談者 20代】病院で処置できないと言われたバルトリン腺囊胞 
腫れが気になり病院を受診したが、処置できない大きさだと言われた。
→漢方を飲み始めて10日後に自壊し排膿した。その後は腫れがひいて小さくなり指で押すと少しわかる程度になった。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍 漢方のアプローチとは?

  1. 自然治癒力を活かして体の中に溜まった余分なものを排出させます。(自壊する場合と自然に腫れがひく場合があります)
  2. バルトリン腺を元の詰まらない状態に戻していきます。
  3. 再発しないように体質改善しながら、免疫力が落ちないような漢方や養生を提案します。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍で、痛い思いをされたり、生活に支障をきたしている方は少なくありません。場所が場所だけに恥ずかしくて一人で悩んでいる方もいらっしゃいます。さつま薬局は女性薬剤師が対応します。

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍の悩みを漢方薬で解決できます

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍の漢方薬の料金は、基本的な処方の場合20日分20,500円(送料・代引手数料込)です。ご予算や症状に合わせて処方できますので、お気軽にお問い合わせください。

再発しにくい体づくりを

一度囊胞ができてしまうと、良くなっても再発を繰り返す場合が多く、数年~20年近くお悩みの方も少なくありません。痛い思いを繰り返してお悩みではありませんか?再発の原因は不明ですが、多くは免疫力が低い・体力がない・代謝や巡りが悪いなどのもともとの体質に加えて、疲労・ストレス・年齢的な体の変化なども関係しています。再発予防・防止のために、「免疫力を上げたい」「繰り返さないために体づくりをしたい」方もぜひご相談ください。再発予防・防止のための体づくりは30日分9,720円~。

漢方薬の注文・ご相談は

【直接来局できない場合】電話相談・代引き配送いたしますので、お気軽にお電話ください。(電話099-800-4339)バルトリン腺の電話相談をご希望とお伝えください。
【来局される場合】事前にご予約をお願いします。電話相談のWeb予約も承ります。
Web予約:メニューから「【女性薬剤師】バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍の漢方相談」を選んで予約
②電話予約:鹿児島本店 電話099-800-4339 

※相談中は電話対応できない場合がございます。留守番電話に連絡先を入れていただければ折り返しご連絡いたします。 

バルトリン腺炎・バルトリン腺膿瘍の相談料は無料です。お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。これまでに、鹿児島・福岡・熊本・長崎・大分・沖縄・広島・山口・愛媛・三重・大阪・兵庫・愛知・名古屋・長野・山梨・神奈川・横浜・静岡・東京・茨城・北海道からご相談をいただいています。

【担当薬剤師プロフィール】
田之上顕子(たのうえあきこ)/1977年鹿児島市生まれ 熊本大学薬学部卒 
お客様との会話が元気の素!女性のデリケートな気持ちに寄り添い、明るく前向きな気持ちになっていただけるお手伝いができたらと思っています。漢方美容相談も承っています。趣味はショッピング。沖縄と東京ディズニーリゾート好きな2児の母。南日本新聞フェリア「手軽にアンチエイジング おいしい薬膳ごはん」で薬膳レシピを連載中。

 

来局時39歳 医学的な不妊の原因:卵巣嚢腫、潜在性高プロラクチン血症、AMH0.34ng/ml、卵巣機能低下(FSHが高い)
1人目を希望し4年
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法6ヶ月、人工授精1回、顕微授精2回

漢方による原因分析)
○体の冷え、足のむくみ、腰痛、首筋のこり、膀胱炎になりやすい、採卵の個数が少ない、舌、基礎体温、年齢などから腎虚
○頭痛、肩こり、ひどい生理痛、舌、基礎体温などから瘀血
○よく汗が出る、胃がもたれる、便秘、疲れやすい、目の疲れ、子宮内膜が薄い、舌、脈から気血両虚

方針)漢方をしばらく続けてから顕微授精をする計画。活血化瘀、補腎充精、補気養血。

改善結果)
漢方製品を組み合わせて服用開始。まもなく生理時に鎮痛剤を飲まないで過ごせるようになる。
6ヶ月後、1回目の採卵。8分割胚(グレード2~3)を1個凍結。
8ヶ月後、脈弱が改善されないため煎じ薬(種子方加減)と亀板鼈甲製品に切り替える。
10ヶ月後に凍結胚移植⇒陰性。
13ヶ月後、2回目の採卵。1個採卵でき授精したが分割が止まる。動物性生薬を紫河車製品と牡蠣肉製品に変更。ご主人も漢方薬の服用を始める。
16ヶ月後、3回目の採卵。2個採卵でき8分割胚(グレード1)と胚盤胞(4BC)を凍結。AMHが低いのでひき続き採卵することに。
19ヶ月後、4回目の採卵。1個採卵でき授精するも分割停止。採卵は中止して移植をすることに。
22ヶ月後、凍結胚移植⇒妊娠反応陽性、その後胎嚢心拍確認。
23ヶ月~出産まで、流産予防の安胎処方を継続。→男の子を出産されました。

30代から数年間不妊治療をして、40歳になるタイミングで漢方薬を始められました。来局以前から顕微授精をされていましたが、AMHが低く、採卵が難しい状況でした。年齢やAMH低いなどで焦る気持ちもあったと思いますが、地道にこつこつと体づくりを頑張って、漢方薬で22ヶ月かけて無事妊娠されました。悪い条件ながら諦めずに努力を続けた結果です。
AMHが低い場合でも、体を整え自身の妊娠力を上手に引き出してあげることで、限られたチャンスを活かすことが大切だと思います。

甲状腺機能低下症は、不妊や流産、早産、妊娠高血圧症候群などのリスクになります。
近年、「潜在性甲状腺機能低下症」と不妊症との関係が注目されています。
潜在性甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモン値は正常(基準値内)だが、不足する手前の状態で状況により治療が必要となります。とくに、妊娠を希望される女性においては、甲状腺機能を正常に保つことが重要です。

最近の報告では、潜在性甲状腺機能低下症と原因不明不妊との関連が統計学的に示され、米国臨床内分泌学会及び米国甲状腺学会のガイドラインにおいて、潜在性甲状腺機能低下症で妊娠を希望される女性においては、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が2.5mIU/ml以下になるように、甲状腺自己抗体(抗マイクロゾーム抗体、抗サイクログロブリン抗体)陽性の場合甲状腺ホルモン薬を投与すること、陰性の場合は投薬を考慮することとなっています。(参考文献:吉村泰典:生殖医療ポケットマニュアル、医学書院、P66~67、2014)

当薬局でも、必要がある場合は不妊症に理解のある甲状腺専門の病院を紹介して検査をうけてもらっています。

来局時31歳 医学的な不妊の原因:特にない、不育症の検査も異常ないが、やや双角子宮である
不妊期間2年2ヶ月 一人目
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法5ヶ月

漢方による原因分析)
○冷え、むくみ、疲れやすい、基礎体温などから腎虚
○頭痛、生理痛、感情変化、基礎体温、舌、便通2,3日に1回、血流計などから血虚による瘀血

方針)病院治療の前に2回妊娠して2回とも早期流産しており、生理痛や頭痛で月10回程度鎮痛剤を飲んでいるので、まずは活血化瘀を中心に補腎充精をしていく。病院治療は休んで体づくりでの妊娠を希望。

改善結果)
亀板膠製品と折衝飲の基本処方に加減した煎じ薬を服用開始。
1~3ヶ月目、鎮痛剤の服用回数が半減(月5回程度)。その他の不調も改善しているので、補腎疏肝にポイントをもっていく。延胡索を中止し、党参・香附子を追加。亀板膠製品を牡蠣肉製品に変更。
4ヶ月目、頭痛で鎮痛剤を服用することもほとんど無くなったので、より活血から補う方向とする。桃仁・紅花・赤芍から茯苓・生姜・大棗・桂枝・白芍に変更。2週間後妊娠陽性反応。その後、順調に胎嚢・心拍確認。流産予防の安胎薬を継続。⇒元気な女の子を出産されました。

5ヶ月の病院でのタイミング療法治療で妊娠しなかったのに、漢方薬で体づくりをして妊娠できたことに本人はビックリされていました。
また、2回妊娠しても8週と9週で流産していたため本人は赤ちゃんが産めないのではと不安だったようです。妊娠後も漢方薬を続け過去の週数を超えて21週目に改めて「漢方薬のおかげ」と話されてました。
2回連続の流産から反復流産や不育症に入ります。双角子宮も不育症の原因になり、漢方薬で子宮の形態を変えることは出来ませんが女性が本来持つ妊娠を継続するための力を引き出すことで流産を防ぐことが出来ると考えています。
原因不明不妊の場合、漢方薬で妊娠する方向に体を整えることが大切です。漢方薬は毎日続けていくことで少しずつ妊娠するための体力をつけていきます。そのため、妊娠力が不足して原因不明不妊となっている場合は、最適な漢方薬と養生で体を変えていくのが一番の近道です。→元気な女の子を出産されました。

68歳 女性 骨髄異形成症候群(MDS) 

来局以前の血液検査の経過
《2018年7月の検査値》
血小板8.8  白血球 2.6 ヘモグロビン 12.0
《2018年8月の検査値》
血小板8.0  白血球 3.0 ヘモグロビン 12.6
《2018年9月の検査値》
血小板7.3  白血球 2.8 ヘモグロビン 12.5
《2018年12月の検査値》
血小板7.0  白血球 3.8 ヘモグロビン 12.0
《2019年3月の検査値》
血小板6.0  白血球 2.2 ヘモグロビン 11.5

上記のように2018年7月の骨髄異形成症候群との診断時から連続して血小板が減少している。病院では、血液検査のみの経過観察。漢方薬で少しでも対策をとりたいという希望で来局。

漢方による原因分析)
〇小水日中10回、疲れやすい、腰痛、年齢、脈尺部弱から腎虚
方針)出血もなく、疲れやすい以外は自覚症状がほとんどないが、歯茎は淡白で血虚があり、舌暗紅は陰血不足を反映しているので、まずは腎精を補充するベース作りに牡蠣肉とビタミンを配合した製品を選択。改善みられなければ、鹿茸などの補腎精血の生薬を追加する。

改善結果)
自社の牡蠣肉・栄養素配合製品を毎日服用していただく。
2019年7月、漢方開始して3ヶ月後の検査で血小板値改善。「血小板が8万以上に回復しました。次回からは、現在かかっている血液内科がある遠方の総合病院ではなく近所のクリニックに移ってよいと言われた。うれしい。」と電話でご報告。疲れやすさや朝起きるのがきつかったのもなくなっているとのこと。
漢方薬は同処方で継続。その後1年以上数値は安定している。
2020年5月、血小板値が10万以上だった。2018年の発症以来、血小板値が10万を始めて超えたと喜ばれる。

骨髄異形成症候群(MDS)を発症後も疲れやすいという以外は自覚症状がない方だったので、漢方のアプローチが取りにくい方でした。しかし、検査結果と僅かな身体所見を、「腎精が不足すると、骨髄は空虚となる」と骨髄の造血機能を「脾の運化・統血機能」という中医理論で解釈し、牡蠣肉と栄養素の組み合わせで体づくりをすることで血小板の減少傾向を止めることができました。65歳以上の骨髄異形成症候群(MDS)でも、血小板数減少を漢方中医学的アプローチで改善できることを示唆する事例でした。

骨髄異形成症候群(MDS)症例

骨髄異形成症候群の悩みに漢方療法で対応します。
漢方薬の料金は約30日分9,720~61,440円です。(予算・症状により)
電話相談・代引き配送も承ります。(鹿児島本店 電話099-800-4339)直接来局される場合も事前にお電話ください。
骨髄異形成症候群の相談料は無料です。お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。

来局時35歳 医学的な不妊の原因:潜在性高プロラクチン血症 一人目を希望して1年5ヶ月
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法5ヶ月

漢方による原因分析)
○冷え・むくみ、耳鳴り、排卵前オリモノの変化がない、基礎体温などから腎虚
○頭痛、末端の冷え、動悸、感情面、舌、基礎体温から肝鬱瘀血

方針)養血化瘀、補腎
病院治療の効果を高めるための体づくり希望。肝腎を補い妊娠力をつける亀板膠製品と養血化瘀疏肝で芎帰調血飲を基本処方で安神活血の丹参を加える。

改善結果)
1~12ヶ月目、基礎体温と体調を見ながら煎じ薬を調整し継続。パートナーの精子数が少なく運動率が悪いため人工授精を数回試みるも陰性。
13~14ヶ月目、動物生薬を牡蠣肉製品に変更、煎じ薬を調整がながら継続。
15ヶ月目、人工授精で妊娠反応陽性、胎嚢・心拍確認。

パートナーの精子数や運動率に問題があり、人工授精が必要なご夫婦でした。ご主人も漢方薬を飲んでいただきました。医師からは人工授精では厳しいかもと言われていましたが、体外受精をすることなく妊娠できました。期間かかりましたが、夫婦2人で協力して漢方薬で体づくりすることで妊娠に繋がったのだと考えています。→元気な男の子を出産されました。

”今よりもっときれいになりたい” ”いつまでも若々しくいたい” など、理想の自分になるには表面的なケアから一歩進めて体質改善が必要です。

肌や体の調子で悩んでいる人に新提案。
簡単毎日飲むだけであなたのきれいと元気を育てていきます。
漢方には肌老化の原因とされる「冷え」や「瘀血(おけつ)」を改善する知恵があります。不妊相談で女性をケアしてきた経験と実績のあるさつま薬局が提案する飲みやすく続けやすい美容漢方。

美容漢方は相談料無料。気になる体質チェックもできます。
費用はご予算に合わせて(1日分150円~)1ヶ月分より処方いたします。
美容漢方相談は鹿児島本店のみ、女性薬剤師が対応します。予約優先ですので事前にWeb予約またはお電話ください。

【さつま薬局鹿児島本店】
〒891-0143
鹿児島県鹿児島市和田1丁目8-1サンシテイ21ー1F
※国道225号沿いサンキュー和田店近く
電話099-800-4339

さつま薬局の妊活相談では、「植物由来の漢方」+「動物由来の漢方」両方をバランスよく組み合わせて処方しています。
動物由来の漢方のなかでも、広島県産の牡蠣肉エキスを主成分としたさつま薬局オリジナル製品「氣宝珠」は、体づくりのベースを担うものとして妊活中~妊娠・出産まで、多くの方にお飲みいただいています。
「氣宝珠」は、2018年からさつま薬局独自の妊活サプリメントとしてスタートした商品です。
本格漢方薬局がなぜ妊活サプリメントを作ることになったのか、地味で真面目な妊活サプリメント「氣宝珠」誕生までのおはなしです。
※過去のブログはこちらへ→妊活サプリ選び方は難しい〜氣宝珠ができるまで その1

安心して選んでもらえる確かなモノを

日々の不妊相談で、多くの方が自分なりに選んだ妊活サプリメントを飲まれていることがわかりました。体のためにサプリメントを摂るのは良いことですが、時間とお金を有効に使うためには、きちんとしたものを選んでほしいと思います。一方で、妊活を取り巻く環境は「情報過多」であり、本当に体に必要でしかも品質の良いサプリメントを自分自身で選ぶのはとても難しいことです。

不妊で悩んでいる方は年々増えて、「妊活」という言葉が広がるとともに体づくりの重要性も浸透してきています。
ところが、体づくりの入り口である妊活サプリメントに関しては、
「よく選ばれている商品=ネットや雑誌などでよく広告されている商品」
というのが正直な印象です。もし、妊娠しやすい体づくりのためにサプリメントを摂るのであれば、しっかりした原料と製法で作られた品質が確かなものを選ばなければいけません。そして、できれば体に余力をつけて妊娠力を後押ししてくれるものがよいです。

私たちは漢方専門薬局ですので、相談に来ていただければ妊娠力をつけるための体づくりを提案することができます。ですが、経済的な理由や距離・時間などの問題で直接相談に来られない、とくにさつま薬局がある鹿児島県は離島が多いため、来局が難しいという声が多いのです。さつま薬局のこれまでの経験やノウハウをもとに、安心して選んでもらえる確かなサプリメントを作ったら、悩んでいる方の役にたてるのではないか・・・妊活で体づくりをする方を応援したい一心で、独自の妊活サプリメント誕生に向け動き始めたのです。

目指したのは地味で真面目な妊活サプリメント

独自にサプリメント作ろうと思った理由は、安心して選んでいただける、自信を持って薦められる妊活サプリメントを作りたかったからです。
ですから当初から一貫したコンセプトは、

  1. 体に余力をつけて妊娠力を後押ししてくれるもの
  2. 原料や製法にこだわったもの
  3. なるべく無駄なコストをかけず続けやすい価格

そのため広告やパッケージなど無駄なコストをかけず中身を重視した、さつま薬局らしい地味で真面目な妊活サプリメントをめざしました。

体を整える、という妊活を始めませんか 〜妊活サプリ【氣宝珠】ができるまで その3へつづく

 

来局時34歳 医学的な不妊の原因:なし
2人目を希望し1年1ヶ月
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法7ヶ月、人工授精4回

漢方による原因分析)
○足の冷え、足のむくみ、疲れやすい、経血量少ない、肌の乾燥、口渇、便秘、寝汗、舌苔無、基礎体温などから腎虚(陰>陽)
○冬の手先の冷え、経血の塊、生理前のイライラ、舌、基礎体温などから瘀血

方針)漢方で体づくりをしてから体外受精をする計画。活血化瘀、補腎充精、午前中胃もたれや舌苔無のため健脾と一人目の時は高プロラクチン血症のためカバサールで自然妊娠したとのことなので疏肝も少し足す。

改善結果)
芎帰調血飲加白芍竜眼肉人参鶏血籐の煎じ薬、牡蠣肉製品を服用開始。
2ヶ月目、便まだ硬いため当帰増量、地骨皮を加える。
3ヶ月目、便通、寝汗改善してきたので同処方継続し、ショート法で採卵し2日目の新鮮胚移植にて陽性、その後胎嚢確認。
また、採卵した15個うちの13個が体外受精と顕微授精にて受精し、使用しなかった卵のうちAAを含めて4BB以上の良好胚盤胞を8個凍結した。

舌暗紅無苔で陰虚が強いため通常人参ではなく党参を使用するが、舌裏は淡紅であったのと寒い時期であり足の冷えがあったため、一緒に使う牡蠣肉との相性も考慮し人参を選薬した。また人参による陽の上亢を防ぐため健脾作用もあり心血を養う竜眼肉を加えていたが、症状から結局陰虚熱を冷ます地骨皮を加えることで体のバランスが改善された。比較的短期間の漢方薬の使用ではあったが、受精卵から胚盤胞まで到達する割合やグレードの良い良好胚の割合が高いことから、体外受精・顕微授精の治療効果に漢方薬が寄与している思われる。今後も舌診では表と裏の色、処方では生薬同士の効果を高めたり、副作用を防ぐ対薬を選び科学的な漢方薬の使い方を追求したいと思います。

来局時43歳 医学的な不妊の原因:高プロラクチン血症、
2人目を希望し6ヶ月
○来局時の不妊治療歴:タイミング療法2ヶ月、体外受精2回、顕微授精1回(3回目の凍結胚移植で妊娠するが心拍停止)

漢方による原因分析)
○冬場の足の冷え、腰痛、年齢などから腎虚
○子宮内膜ポリープ(切除済み)、紅紫舌などから瘀血

方針)漢方で体づくりをしてから凍結胚移植をする予定。体質を判断するための所見がは少ないが、体外受精などで使用するホルモン剤など生じやすい瘀血を排除し、消耗した腎精を補充し陰陽のバランスを整えることで移植は胆への子宮の適応力を上げ妊娠率の改善を目指す。

改善結果)
芎帰調血飲加白芍・三稜・莪朮・桂皮の煎じ薬、牡蠣肉製品と紫河車製品を開始。
3ヶ月目、以前より疲れにくく過ごせているが軟便がつづいているため三稜・莪朮など活血薬を減らし、黄耆・人参・山薬・補骨脂など健脾補腎陽薬追加して継続。
5ヶ月目、移植前の周期で牛膝・紅花を追加。
6ヶ月目、煎じ薬は十全大補湯減当帰去地黄加枸杞子・杜仲・続断・補骨脂・香附子。便が緩くなりやすいので地黄の代わりに枸杞子、当帰を1gに減らした。服用3週目に凍結胚移植。
7ヶ月目、判定前。着床障害を防ぐため活血薬の丹参を少量追加。妊娠陽性反応、その後胎嚢確認。

初診時、脈は有力の遅脈であった。この場合証は実寒証であることが多いのだが、相談者は実寒証を示す所見がなく、真逆の証の傷寒論陽明病かといえば胃実熱である症候の便秘や手足の多汗もないため、脈証以外で判断していった症例であった。高強度の運動をしているわけではないのでスポーツ心臓も考えにくく、気滞血瘀により気の推動作用が抑えられたことによる遅脈と考えた。不快な体調は余りない方でも瘀血を改善する生薬を使うことで、高齢でも妊娠できたことから、凍結胚移植においても活血薬を適切につかうことで妊娠率の改善が見込めると考える。