頻尿、下腹部の不快感などの慢性膀胱炎のお悩みで来られた女性です。
病院で桂枝茯苓丸エキスをもらったが改善しないため専門の漢方薬局に来られたとのことでした。
冷えた時や疲れたときに不快症状が強くなり、その他の症状として足の冷えが強いとのことでした。

中医学の分析では、腎気不固で体質として脾腎両虚。
最初の処方は八味地黄丸加車前子党参黄耆で15日間。
服用後、元気が出てきたが冷えや尿意は変わらないとのことだったので、処方構成の生薬の割合を変更して15日間処方。
さらに服用後、膀胱炎の症状がまったく気にならなくなりましたと喜んでいただけました。
血流計の数値も改善し基礎代謝も上がっており、脈の状態も良くなっていました。
自覚症状の冷えは悪化していないが、改善もしていないとのことでした。
脈や血流計から肝血が不足しているので党参黄耆を止めて、補肝腎の目的で枸杞子を追加しました。
下の生薬から抽出機で煎じ薬を作ります。
この調子で体質改善して笑顔があふれる日々を過ごしていただきたいです。

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2ヶ月以上続く耳鳴りで漢方相談に来られた女性です。
耳鼻咽喉科の検査でも異常が見つからず、ビタミン剤などが処方され服用を続けているとのことでした。

高い音の耳鳴りで、悪化因子は疲れや冷え、夜間や静かな時にひどくなるとのことでした。
漢方の分析では、肝腎虚が原因の耳鳴りでした。
肝腎両方を調整するため補腎で動物性生薬の併用も考えたのですが、まずは腎の子である肝を重点的に調整していく方法に決めました。
処方は四物湯加牡丹皮山シ子を選びました。
下の写真の生薬を今から抽出機にかけます。

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潰瘍性大腸炎と診断され病院で薬物療法を受けていました。
最近、手術を勧められるようになったため漢方相談に来られました。
中医学で体質・症状を分析し、脾虚に肝脾不和が起きていると判断しました。
処方内容は補中益気湯合要瀉痛方の煎じ薬と出血がある間は田七人参を加えてもらいました。
1ヶ月服用後に出血や痛みも治まり、検査値もCRP8.04⇒1.54、Hb8.1⇒10.0に改善していました。

今回は舌の状態が変わっていたため生薬を変更して作りました。

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今から発送いたします。この調子で改善して、手術をしなくてもすめばいいですね。
願い叶うように漢方・中医学の知識を使って全力でサポートいたします。

疲れやすいため体力をつけたいということで来局されました。
やせ形の体型で食べても太れないと便通が緩くなりやすいなどの体質を本治、疲労感の軽減を標治として漢方薬を考えました。
基本処方は参苓白朮散を選び、便は緩くなるが回数は1日1回とのことだったので止瀉作用のある生薬を減らし補血養心作用のある竜眼肉や補陰作用のある生薬を加えました。

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これら生薬を先に煮詰め最後に縮砂という生薬を加えます。
有効成分を壊さないようにして作った漢方薬は一般的なエキスの粉薬にはない香りがします。

1か月以内に疲労感の軽減が見られればと思っています。

この方は、体外受精などの不妊治療の効果を高めたいということで、1ヶ月前から漢方を始められました。

漢方薬を飲み始めて、朝の目覚めが良くなり、仕事での疲れやすさがかなり改善されたとのこと。
これらは妊娠とは何の関係もなさそうな自覚症状ですが、妊娠する力を測るには重要なことです。
実際に西洋医学においても、妊娠しにくい原因は、健康でないことにより生命維持のためにエネルギーが使われ、生殖機能にエネルギーが回らないからだと考えられています。

漢方は健康になるための実践医学として発展した歴史があります。
もし西洋医学で成果でない場合は、漢方理論を基に漢方薬を選ぶことで望んでいた結果にたどり着けます。

この方は、漢方の基本構成成分である「気」・「血」・「水」の中で1番重要な「気」の機能が回復し、体調がよくなってきました。
今回は、「血」の巡りを改善する生薬の割合を増やした処方で漢方薬を作りました。
この調子で体調を整えていき元気な赤ちゃんを授かりましょう。

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1ヶ月分(60包)の煎じ薬パックを作りました。

ストレス時に下痢になりやすい方で一人目を希望して来局された方の漢方薬です。
3ヶ月間漢方で体づくりをしてから採卵をし、グレードの良い卵が2個とれました。

これからは胚移植に向けた体づくりをしつつ、その間に自然妊娠されないかなと期待しています。
毎回漢方相談時に血流計で測定しているのですが、血流量が漢方薬を服用してから改善しています。
今回は1ヶ月近く漢方薬の服用を休んでいたら初回時の血流量に戻っていたので漢方薬で改善してることが再確認できました。
今回の処方も前回と同じ黒逍遙散に丹参・香附子・延胡索などを加えています。
疏肝解鬱(気を巡らせてストレスを和らげる)する薄荷は下の写真とは別の小袋に入れています。
煎じ終わる前に投入して揮発性成分が蒸発しないようにします。

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この調子で一歩一歩と妊娠力をつけて子宝に恵まれることを願っています。

生理前になるとイライラや倦怠感がひどく3年間も悩まれていたという方の漢方薬です。

中医学で活血化瘀の代表的処方である血府逐瘀湯を体質に合わせて生薬を加減しています。
血府逐瘀湯は、活血化瘀・理気止痛・補血の効能がある処方です。狭心症などにも使用されますが、月経前症候群や無月経など婦人科でも生薬を加減して使用されます。

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卵巣嚢腫があり倦怠感がひどいということで漢方相談に来られた方が漢方薬を服用して2週間で倦怠感が改善されてきたとのことでした。

漢方を標榜している病院にかかっていたが効果がみられないということで来局された方で、効果に時間がかかるかなと思っていました。
比較的短期間で改善の兆しが出てきたので良かったです。
また、もともと便秘気味だったのが、毎日軟便でお通じがあるようになったとのこでした。
そのため今回は潤腸作用のある桃仁の量を減らしました。
また、夏のせいか食欲が落ちているとのことなので、
補腎養血作用の熟地黄は胃腸への負担がありますが量は減らしたくなかったので、副作用予防の縮砂を足しました。それと白朮を足して様子を見ようと思います。
少しずつ体調を見ながら調整して漢方専門薬局に来て良かったと感じてもらえるようにしたいです。

余談ですが、下の写真の赤い生薬は紅花といいます。瘀血をとるためによく使われる生薬です。
キク科のベニバナの管状花です。匂いが独特です。煎じ機にかけていると室内に充満して妻からは気分が悪くなると言われます。しかし、この生薬が必要な体の方は、匂いが気にならず普通に煎じ薬が飲めるようです。不思議です。

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門脈圧亢進症の原因の90%は肝硬変といわれています。
症状は、腹水、腹部が腫れて内出血をおこす、脾臓の腫れ、血小板数の低下などがあります。また門脈圧が亢進することで、食道・胃の静脈瘤が破裂し大量の出血を起こすことがあります。

ご相談者は病院の治療を続けていても腹水のたまり方が変わらないので、少しでも腹水をたまらないようにするために漢方薬を希望されてこられました。

利水化瘀の生薬の組み合わせです。
ただの利水のみだと腹水の対処療法になってしまいます。
なぜ腹水がたまるかというと、肝臓のつまりから血液の流れが悪くなっていることが原因です。
つまり瘀血を取り除く活血化瘀の生薬使うことで腹水の原因を解決し、今後たまりにくくしていきます。

漢方治療で大切なことは、対処療法と原因療法を組み合わせる=標本治療を行っていくことです。

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70代女性で夏場でも背中に冷えを感じ、太腿の内側の痛みでお悩みとのことでした。
病院の検査では異常が無く、老化が原因とのことでした。
出産後から冷え症で悩むようになったとのことで、結構長い期間のお悩みです。

痛む場所を確認したら肝の経絡に沿っていたので、肝経の袪寒が得意な処方を選びました。それに、熟地黄など補腎の生薬を足しています。
服用後の変化を見て、今後細かい生薬の調節をしていきます。
できるだけ早くお悩みが改善できるよう頑張ります。

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