先のブログリニューアル一回目で「漢方で一発逆転はない」の記事を書きました。
これは、漢方は素晴らしいものですが魔法の薬ではなく、あなた自身が妊娠力を上げていくサポートをする役割だと伝えたかったからです。
ですが、実際は漢方開始1~3ヶ月で授かった方や、もう無理と諦めかけていた方で授かった方も結構いらっしゃいます。
どんな方が一発逆転で授かることができたのか、少し紹介してみたいと思います。

31歳 不妊期間3年 多嚢胞性卵胞症候群 
不妊治療歴)タイミング療法6回 人工授精4回 ステップアップして体外受精を検討している
→漢方薬を始めた翌月に妊娠

不妊期間が数年になる方が、漢方薬開始わずか1ヶ月目で妊娠されることは時々あります。このような話を聞くと漢方薬は魔法の薬のように思えますね(笑)
この方は妊娠力があと少しのところで上手くいかず、足踏み状態が続いていたのです。この場合、漢方薬で少し後押ししてあげることで体が妊娠できる状態になります。
不妊期間が3年と長かったので、体外受精を検討されていましたが、自然に授かることができました。妊娠力が足りない場合は、治療のステップアップだけで解決するのは難しいです。

体づくりをするときに気をつけて欲しいのが、ほかの人と比較しないでほしいということです。

「あの人はああだったから」とか
「あの人はあれで妊娠できたから」と
余計なストレスになります。

妊娠力の底上げの場合、
自分と他人とは比べようがないです。
自分の体は自分だけのもの。
自分の状態と真摯に向き合い続けることが
妊娠する近道です。

不妊漢方相談では、
(漢方を始める前からの)不妊期間が
長い方は3年以上、
なかには5年以上の方もいます。

不妊状態が長く続いている場合は、
体を整えて妊娠力を底上げしなくてはいけませんが、その場合ある程度期間を考えてもらうようにしています。

漢方での体づくりは
「継続による積み重ね」
によるものだからです。

これは病院の不妊治療と決定的に異なる点です。

漢方薬と養生(生活の見直し)の両面から
体の状態を立て直していきます。

たとえ漢方を始める前より年齢を重ねていたとしても、
持っている力を引き出して妊娠力をあげていくことができます。

妊娠力が低く年齢的にも不利な状態であっても、自分ができることをコツコツと続けて、妊娠・出産された方はたくさんいます。
長く悩まれた方が、体づくりをして無事妊娠されて、妊娠中のフォローをしたり出産報告をいただいたりというのは本当に嬉しいものです。

赤ちゃんを産む力は本来どんな人でも持っているものです。
自分自身の力をうまく引き出すことが重要です。

 

 

体づくりでチャンスをつかむ為には、
まずは自分の状態をきちんと知ること。
まずは病院で何か問題が無いかを調べましょう。

その上でです。
もし何か問題があれば治療をすることで解決できます。

ですが病院の検査では異常が無いのに妊娠しない方が沢山いらっしゃいますので、さらにその先を考えていかなければいけません

「妊活」という言葉がこんなに認知されてきているのに、
「病院で治療すればすぐ妊娠できると思っていた」という方がまだまだほんとに多いのです。
健康上に問題がないのに、まさか自分が不妊なんて・・・です。

「検査で異常が無い」とか、
「病名がついていない」=健康だと思っていませんか?
(西洋医学的にはそうかもしれませんが・・)

この思い込みでかなりの時間を消費してしまっていて、時間的余裕がなくなってから焦って来局される方も多いんです。

赤ちゃんを出産出来るかどうかは体の状態にかかっています。
卵子や子宮の状態やご主人の精子の状態が悪ければ、病院行っても妊娠することは難しいです。

自分の体は赤ちゃんが産める状態なのかどうか。

まずは、
「どうして妊娠できないのか?」を病院で検査する。
そして検査で決定的な原因がなかったら
「どうすれば妊娠できるか?」に頭を切り替えてください。

 

ブログリニューアル一発目にこんなタイトルもどうかと思うのですが、、、
体づくりをサポートしていくうえで、どうしてもお伝えしておきたいなと思います。

不妊相談で来局される相談者の9割近くの方が、すでに病院でなんらかの不妊治療をされています。
体外受精や顕微授精を数回しても上手くいかずに、最後に漢方にたどり着く方もかなりいらっしゃいます。

もし、
「漢方で一発逆転」
みたいな過度な期待をもって漢方相談を検討しているのであれば、そのようなことはないとお伝えしたいです。

もちろん相談者の中には、数年間治療をして妊娠できなかったのに、漢方薬を始めてすぐに妊娠される方がいます。
けれど、そのような方は一発逆転したのではありません。
もともとあと少しの体の状態だったか、自分なりの取り組みである程度の状態まで体を整えていた場合もあります。

あなたの今の体の状態は、
「生まれ持った体質」と
「今までの生活習慣で形成された体質」
このふたつから成るものです。

妊娠力を上げるのにかかる時間はそれぞれ違います。
漢方は素晴らしいものですが魔法の薬ではないです。
あなた自身が妊娠力を上げていくサポートをする役割です。

この度、田之上晃ブログをリニューアルして「授かるための子宝ブログ」としてスタートします。

ありがたいことに漢方の力で妊娠しやすい体づくりを目指す人がずいぶん増えてきました。
HPへのアクセスやお問い合わせも以前よりグンと多くなっています。

けれど、もっと体づくりの大切さを周知していきたいと思っています。

「~で妊娠できる」とか
「~したらダメらしい」とか
あらゆる情報がたくさん入ってきて混乱してしまっている方や、間違った方向へ進んでしまいかえって遠回りとなっている方も少なからずいます。

そんな不妊でお悩みの方々の強い味方になるべく、不妊漢方相談に特化した薬局として役立つ確かな情報を発信していくつもりです。

妊娠・出産にはタイムリミットがあります。

一人でも多くの方に体づくりでチャンスを掴んで欲しいです。

 

 

 

不妊漢方が気になっているけど一歩踏み出せずにいる方、
無料説明会ですので、気軽に不妊漢方のことを聞けるチャンスです。
不妊漢方について女性薬剤師が詳しく説明します。不妊漢方ってどんなことするの?本当に効くの?費用や期間は?など気になる話を聞けますよ!

  • 病院の不妊治療との違い
  • どんな方が不妊漢方に適しているか
  • 妊娠しやすくなるための良い卵を育て、良い子宮内膜をはぐくむには・・

などなど、妊活がうまくいくための秘訣をお話をします。

お席に限りがありますので事前にお電話でご予約ください。

第7回 4月26日(木) 時間10:00~10:45→満席のため募集を締め切りました
第8回 5月15日(火) 時間10:00~10:45→満席のため募集を締め切りました

場所 さつま薬局鹿児島本店   
電話番号 099-800-4339

※開催日の3日前まではお問い合わせフォームからもご予約を受け付けています。折り返しメールにてご連絡いたします。
《お問い合わせフォームへの記入例》
題名:無料説明会申し込み
メッセージ本文:参加希望

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来局時36歳 医学的な不妊の原因:右卵管閉塞、AMHが低い(1.4ng/ml)、高プロラクチン血症
1人目を希望し3年1ヶ月
○来局時の不妊治療歴:人工授精5回、体外受精2回、顕微授精1回

漢方による原因分析)
○冷え、耳鳴り、顎のニキビ、髪の色艶、アレルギー性鼻炎、低いAMH、基礎体温、舌、脈などから腎虚
○手足の冷え、卵管閉塞、頭痛、軽い生理痛、基礎体温、舌などから瘀血
○食後の膨満感、軟便、アレルギー性鼻炎、舌、脈から脾虚

方針)漢方で体づくりをしてから体外受精をする計画。活血化瘀、補腎充精、補気健脾。

改善結果)
芎帰調血飲加黄耆の煎じ薬、亀板膠製品を服用開始。
生理前の頭痛はあったが下腹部痛は無くなり改善が見られたので、しばらくは体外受精せず体づくりを続けることにする。3ヶ月後から牡蠣肉エキスを追加。
6ヶ月経過し生理の状態は改善したが、基礎体温や生理前の不正出血が改善せず。生薬を調整しながら様子をみるが一進一退の状態だったので、9ヶ月目に煎じ薬の処方を全般的に見直し、補気と補血の効果が強い処方に変更する。十全大補湯加香附子女貞子補骨脂丹参と動物製剤を継続。徐々に不正出血のない周期がでるようになり、基礎体温が綺麗になってきた。
12ヶ月経過した時点で体外受精を再開。採卵結果はグレード1⇒2個、グレード2⇒1個を凍結。
胚移植に備えて、着床しやすく育てる力のある子宮にするため、煎じ薬は人参⇒党参、桂皮⇒桑寄生に変更し2ヶ月継続。その後2個凍結胚移植し妊娠反応陽性。なんと2個とも着床しており、そのまま胎嚢・心拍確認できた。

来局以前から複数回体外受精をされているが、一度も妊娠反応陽性がでたことのない方でした。1年かけて漢方薬で体づくりをして、体外受精を再開し無事妊娠となりました。生理の状態はすぐ改善でき体調も全般的に良くなったのですが、緩くなりやすい便や生理前の少量の出血や基礎体温表の形が改善しにくかった例です。
不正出血の病因病機は、湿熱内温、脾不統血、腎陰虚、瘀血内留などがあります。最初は胃腸機能の低下から脾不統血、冷えは自覚なく他覚的だったため腎陰虚から高温期に潜陽できず出血したと分析しました。期間がかかりましたが、自分のホルモンの力で基礎体温表が綺麗になってから不妊治療を受けたことが授かる為のポイントであったと考えています。

乾燥ナツメの特大サイズが入荷しました。
試しに普通サイズと大きさを比べてみたら、ホントに特大です!!

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乾燥ナツメは生薬名を「大棗(タイソウ)」といいます。
温性・甘味で補虚・補気薬として使います。
補脾胃、強壮、鎮静、緩和、利尿などの働きがあり、冷え・むくみ・貧血・腹痛・便秘や下痢・女性の不調(更年期障害やヒステリー)の改善に有効とされています。

鉄分や葉酸が豊富で(鉄分はプルーンの1.5倍、葉酸は47倍)食物繊維やミネラルも多く含んでいます。

  • 貧血改善・妊娠中の方
  • 冷え・女性の不調
  • 便秘・むくみ
  • 美肌つくり

などなど、女性にはおすすめです。

ちなみに、中国や韓国では妊娠した女性にナツメを贈る習慣があります。
妊娠・出産・授乳という体や子宮に大量の「血」が必要な時期にナツメはとても有効な栄養補給源となるからです。

ドライフルーツとしてそのまま食べてもとっても美味しいので、妊活中の方やアンチエイジングを目指す方にはそのままおやつとしてお薦めしています。
さつま薬局で販売しているものは、1袋500g入りです。(鹿児島本店、オンラインショップにて取扱い)

 

35歳 女性、骨髄異形成症候群(MDS)、煎じ薬を初めて約1年6ヶ月。
血小板が年々低下しているのでそれを防ぎたいということで漢方薬で体づくりをしています。
《2017年3月の検査値》
血小板37 赤血球 3.28 白血球 5.2 ヘモグロビン 12.1
《2018年3月の検査値》
血小板60 赤血球 3.19 白血球 4.0 ヘモグロビン 11.3

現在のところ、漢方薬で体を整え血小板数の低下を防ぎ、輸血や服薬をせずに過ごすという目的は果たせています。また自覚症状としては以前より食欲が出てきて倦怠感がなくなり、生理周期が40日⇒30日になっています。なにより生活の質が改善できていることを満足していただいてます。今後はもっと体のバランスを整え造血機能を回復させていきたいです。
煎じ薬は前回の帰脾湯加鶏血籐阿膠に、口唇の出血斑や頭部湿疹があるため化瘀と清虚熱目的で丹参と知母を加えました。併せて杞菊地黄丸・牡蠣肉エキス・紫河車製品・亀板鼈甲膠製品も継続です。

 

もうすぐ3ヶ月の可愛い女の子です。ご家族で遊びにきてくれました!

漢方で体づくりを頑張られて無事に出産されました。
産後も体力回復のために漢方サプリ続け、おやつとして上のお子さんと一緒にナツメを摂られています。
元気に子育てを楽しんでいただきたいです。

赤ちゃんの何ともいえない良い匂いとムチムチの感触はいいですね。元気をもらいました(^_^)